美味しんぼ体験

ちょこっと所用があり、下高井戸へ出向く。
用事をすませた後、下高井戸駅前の商店街をうろつく。
自然食品の店で海苔の佃煮を購入。
今日の晩ご飯はこれだ!
おかずは海苔の佃煮、デザートにリンゴ。
虚しい。

その商店街のごちゃごちゃしたアーケードの中に、蕎麦屋を発見。
こじんまりとしていて、面積は全部あわせても漏れの部屋の六畳より狭いくらい。
カウンターの三席のみでひっじょうに小さい。
メニューは十割蕎麦、十割田舎蕎麦、かけのみ。
むむむむ。
蕎麦好きの血が騒ぐ。
これは食わねば(゜Д゜)クワワッ!

あんちゃんに十割田舎蕎麦を頼む。
すぐさま出てきた薬味とつゆ。
薬味はネギと山葵、七味一味は置いてなかった。
コンロはどでかい業務用が二つ、ショーケースの中には蕎麦練り用のでかい鉢。
コンロは茹でようの鍋が、もう一つには謎のゆきひら鍋がかかっていた。
出てくるまでにつゆを舐めてみる。
…………。
以前漏れが蕎麦つゆを自作していたのを覚えているだろうか?
あの時は失敗したけど、このつゆは成功した時の味がした。
つまり漏れにも作れる程度の味だったってことさ(;´Д`)
山葵をなめてみる。
おっ、これは練り山葵などではなく本物のようだ。
でもこりゃすってから少し時間が経ってるな。

ほどなく出てきた蕎麦は細めながらも堅くさすが十割といったところ。
香りは鼻詰まりのためよくわからんかった。
擬音で言うならばツルツルツルリンではなくズルズルモシャモシャと言ったところか。
これでわかってくれ。

食後、謎のゆきひら鍋から出されたのはそば湯だった。
こゆくて熱いなかなかのそば湯でした。
熱くて全部飲めなかったけど(;´Д`)

蕎麦はいいがつゆはなぁ、という山岡さんの言葉が頭を離れなかった蕎麦屋だった。
誰か勇気のある人は行ってみて言ってみてください。