ぬぬぬぬぬ!!ん
カナダからプレゼントが届いた。 発注主は年の離れた友人で、一頃は本当に世話になった恩人でもある。 「百人に声かければそのうち何人かはやらしてくれるもんだ」 「若いうちはえり好みしちゃ駄目だ、とにかくやれ」 こんな助言をしてくれた、三人の子持ち(母親も三人)のナイスガイである。 そんな彼からの遅れてきた卒業祝いは、HIV検査キットだった。 (;'-')(゜;Д;゜)('Д';) 取りあえず説明書を読む。 それによると、これは血を垂らすだけで簡単にHIVの感染の有無を判別出来るらしい。 検査精度は99%、垂らしてから結果がわかるまで十五分から三十分。 キットの中身は、針、ピペット、消毒用のガーゼ、テスター本体、バッファコンテナ液(?)、である。 手順を直訳 1.手を石けんでよく洗え。そして対象の指をガーゼで消毒して乾かせ。 2.針のカバーを取れ。そして針の先を消毒しろ。 3.針を刺して血を出してサンプルと書かれた所に入れろ。 4.バッファコンテナ液をそこに足せ。 5.十五分から三十分で結果が出る。 6.線が一本出てきたら陰性、二本だと陽性な。 7.これは簡易検査だから陽性って出たら本格検査受けてきな。 なるほどなるほど。 バッファ液というのは、血を薄めて量を多くするもののようだ。 さて手順がわかった所でテスト開始である。 手を清潔にし針を刺して血を絞り、それをサンプルのところに垂らす。 多ければ多いほど良いだろう、との判断で結構絞る。 血がテスターにじわりと広がる。 ちなみにテスターはリトマス試験紙のようなものがプラケースに入れられてある。 そこへバッファコンテナ液を垂らす。 血と合わさり、それがテスター全体へと染み渡っていく……。 おお!テスター上に線が出てきた! 感じとしては理科の実験の電気泳動みたいなもんである。 五分ほどして出てきた線の数は一本ヽ(´ー`)ノ金メダル( '-')ノギャッハーーーー もちろん陰性だと信じてましたよ(;´;Д;`,)当然ですよ。 三十分ほどして見てみると、その一本線がよりはっきりとしていた。 うーん、マンダム(´ー`) 最初はちょっと焦ったが、貴重な体験が出来たと思う。 漏れも誰かに贈ってみようっと(´ー`)
追記 ふと思った。 もしこれで陽性だったら今頃どうしてたかわからんね(;´Д`)